伏見 戦国の雄 太閤殿下 豊臣秀吉の造りし城下町。
建築地は南に宇治川の流れ、北に天皇陵が位置しています。
春は窓からの桜が美しく、特にリビング、吹抜けからの景観は美しい
3階建ての為、1階の大半はガレージとなっており主体構造は鉄骨造としています。
住居としての快適性と木を親しむ為に2次構造材として、全て桧を使用しています。
住宅街にありながら、窓を開けて過ごす事の心地よさ。
1階は桧の無垢材を使用した和の空間とし、
2階、3階の木やガラスブロックと白を基調とした空間は
居ながらに、日本の四季の移ろいを感じることのできる家です。
和の美
フロント材のガラスドアから見る中玄関はヒバ材の木製建具としています。
ガラスとグレー横引きの左官壁 敷き瓦 白玉砂利とコンクリートの一見、無機質な空間の奥に
和の穏やかな 訪れる方々をもてなすための、茶室を配置してます。
周囲地盤と建物高さの制限で床下の高さに限りがあるために、
炉は切ってはいませんが、
三畳下座床の形式としながらも、亭主正面の収納壁を軸掛けを付け、
地窓をとり、水屋を仕切る障子の移動により、逆勝手の修練も考えてます。
ダイニングの主座を占める大型の製作したキッチン。
キッチンの天板はは御影の天然石を使用により、
周囲の白壁とガラスの照明に自然に溶け込む風合いをしています。
床は400角タイル仕上げとし、温水床暖房を。
寝室はゼブラの床と、モザイク調のエコカラット、屋根勾配による4mの天井は
天井を低くした廊下から入ることにより、更に高さを感じることができます。
開放できるガラス建具とガラスブロックは、
山桜を借景にした吹き抜けとつなげる事で季節を感じさせます。 |